洋書屋トトの読書生活

トトは古代エジプトの知識の神。この世のあらゆる知識を込めた42冊の本を書いたとされています。

ツバメノートとラミー サファリ LAMY Safari

ツバメノート

私は、普段のメモにはロイヒトトゥルム のA6サイズのノートを使っています。サイズ的にA6がちょうどいいです。作業着の時は胸ポケット、スーツの時は内ポケットに入るA6サイズが私的には最高!ペンとセットで常に持ち歩いています。また、ロイヒトトゥルムはページが印字されているところがいいですね。モレスキンから、ロイヒトトゥルムに完全に乗り換えました。

しかし、ロイヒトトゥルムはあくまでメモ用。私はメモは公私混同で、仕事のことから自分の趣味まで、全部書いています。例えば美術のこと。思いついたときにメモには取ります。しっかりまとめて書きたいこともあります。

最近、あとで一つのテーマに絞って、メモの中から「コレは」と思ったことを別のノートにまとめていくようにしました。これ、映画「ペンギン・ハイウェイ」のアオヤマ君の影響です。彼もモレスキンぽいノート(彼はA5サイズ)をどんな時でも持ち歩き、コレは、と思ったことは研究ノートとして、ツバメノートぽい(たぶんB5?)にまとめなおしていました。私は結構衝撃でした。

昔は、その日のメモから、一日のまとめを別ノートにきれいにまとめることをしたことがありましたが、忙しくなると続きませんでした。また、複数のノートを使っていた時は、どっちに書いたっけ、となって、やはり統一する方がいい、と思いました。しかし、アオヤマ君のノートは深く掘り下げるノートの使い方。これなら、メモに埋もれて、結局何も使われず、ただ、過去のメモの中に埋もれる、ということもないのでは、と思いました。

ということで早速、「ツバメノート」を書いました。B5サイズで50枚のものです。ツバメノートはフールス紙という高級紙が使われています。万年筆を使っても、インクの吸収が程よく、滲みません。せっかくツバメノートを使うならと、昔使っていた万年筆、ラミーのサファリを復活させました。ドイツ ラミー社の万年筆で、「万年筆」という言葉から想像できないモダンなデザインとカラーラインナップで人気があります。私も黄色と黒と2つ持っています。インクもストックにあったのから新しいのに交換したら、なんとすぐに使えました。たぶん2年は使ってなかったから、インクなんか固まってしまって、しばらく使えないのでは、と思ってたらあっさり使えてびっくり。

恐る恐るかいてみたら、やっぱり裏写りしない!さすがツバメノート!最初は万年筆を使うつもりは無かったけど、ツバメノートにしておいて良かったです!

書くのが楽して、ずっと「かりかり」してしましまいした。昨日のブログのエントリーの「フォリー=ベルジュールのバー」も、ノートにかりかりと書いていて、「あっ、これブログにしたらいいんだ」と思いついて、ブログに書きました。ノートと万年筆で書くことなんか久しぶりで、しばらくやっていなかったので、家でかりかり書くのも、いいもんです。