洋書屋トトの読書生活

トトは古代エジプトの知識の神。この世のあらゆる知識を込めた42冊の本を書いたとされています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

敵について 「眠られぬ夜のために」10月14日

「敵を愛する」というのは、キリスト教の教義が大いに自慢のたねにする美しい言葉である。「眠られぬ夜のために」10月14日より 実際に、敵を愛するとはどういうことなのか。どの程度のレベルの敵まで、愛そうと私たちはできるのだろう。

真実を語ることについて 「眠られぬ夜のために」10月13日

われわれはたいていあまりに速く、あまりに多く語りすぎる。「眠られぬ夜のために」10月13日より 「彼らの律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。」 ‭‭マタイによる福音書‬ ‭7:29‬ ‭新共同訳‬‬ https://bible.com/bible/1819…

堅固な信仰について 「眠られぬ夜のために」10月12日

どんなに堅固な信仰でも、時おり、くり返し、、あらためて吟味され、いわば、ゆり覚まされねばならない。「眠られぬ夜のために」10月12日より 「わたしたちは、あなたがたおのおのが最後まで希望を持ち続けるために、同じ熱心さを示してもらいたいと思います…

苦味について 「眠られぬ夜のために」10月11日

どんな大きな成功にも、神は必ず一滴の苦味を添えずにはおかない。それがあなたを損なうことのないために。「眠られぬ夜のために」10月11日より ここにも、私たちの弱さが見える。少し成功したり上手くいけば、神を顧みなくなる。この成功は神なくしては無か…

キリスト論について 「眠られぬ夜のために」10月10日

このような教理問答の公式をあまり気にしないがよい、むしろキリストみずからが自分について述べていることに頼るがよい。「眠られぬ夜のために」10月10日より 「言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あな…

自然な要求について 「眠られぬ夜のために」10月9日

キリスト教の要求が、人間にとって自然になり、すべての自然なものと同じく、親しみやすく、自明なものとならねばならない。「眠られぬ夜のために」10月9日より 人生の目的、すなわち、キリスト教が私たちに求めるものを、自然に実行できる人となること。生…

支配者について 「眠られぬ夜のために」10月8日

支配者がもはや自分の事は少しも念頭になく、もっぱら全ての人の僕となることにある。「眠られぬ夜のために」10月8日より 上に立つ立場の人は、自分の事は一切考えず、下の人の(しもべ)になるつもりで接すること。

愛の国について 「眠られぬ夜のために」10月7日

ひとたび完全に愛の国に入ってしまったら、この世はどんなに不完全であっても、美しくかつ豊かなものとなる。 「眠られぬ夜のために」10月7日より 愛を行う機会は、なるほど毎日訪れる。しかし行えることはまれである。なぜ、これほどの機会がありながら、実…

病的なものについて 「眠られぬ夜のために」10月6日

キリスト教がすべて不健康なもの、病的なものに打ち勝つためには、それ自身がらあくまで健全でなくてはならない。 「眠られぬ夜のために」10月6日より 世の中の健全な信徒、健全な教会はどれくらいだろう。

賜物について 「眠られぬ夜のために」10月5日

人間が神にささげることよできる唯一の贈り物は人間の意志であり、神が価値をおかれるのもこの贈り物だけである 「眠られぬ夜のために」10月5日より 自分の能力の限り、求めよう。すべて人が求めることができるものは、神に起因する。 「わたしが、あなたの…

平安について 「眠られぬ夜のために」10月4日

彼らの中には、それによって慰めにみちた確信が得られ、彼らに欠けている魂の平和、さらに健康までもが得られるならば、どんな困難な努力もいとわぬ覚悟の人も少なくない。「眠られぬ夜のために」10月4日より 心の平和が得られるかどうか、それはどこまで見…

預言について 「眠られぬ夜のために」10月3日

このような神秘めいたことには、つねに嫌悪をいだいていた。「眠られぬ夜のために」10月3日より 私は預言(予言)というものは信じることができない。その存在が信じられないというよりは、この今の時代に予言されることが、未来のことを伝えるというより、…

善事について 「眠られぬ夜のために」10月2日

自分の才能を高め、老年にいたるまで保っていたいと願うなら、多くの善事をなさなければならない。これが最も確かな方法である。「眠られぬ夜のために」10月2日より 人生で、自分が何を本当になしとげたいか。これをずっと探していた。神に出会う前は、家族…

中間の道について 「眠られぬ夜のために」10月1日

人生を強く堪えぬくには次の二つの道がある。その一つは.、世の狼どもと一緒に咆え、目の前にありながら万人に行きわたらない生の享楽の分前を得ようと猛然と噛み合う生き方である。…もう一つ、神との本当の、誠実な、しかも喜びにみちた交わりにまで精神を…

苦難のあとの祝福について 「眠られぬ夜のために」9月30日

苦難のあとの幸福は最もさわやかで、危険も一番すくない。「眠られぬ夜のために」9月30日より

困難な出来事について 「眠られぬ夜のために」9月29日

困難な事件が起こったら、第一に、知性を用いて、正しい道を見出そうと努めなければならない。第二に、全き叡智(神)にたずねることの可能性が信じられるならば、それを用いなければならない。「眠られぬ夜のために」9月29日より 「主の慈しみに生きる者の…

欠点の指摘について 「眠られぬ夜のために」9月28日

全く気高い、そして同時に一般にいくらか感じやすい性質の人びとに対しては、彼らの宗教的または哲学的信念の、あるいはその道徳的生活のなんらかの欠点を、決してじかに非難してはならない。「眠られぬ夜のために」9月28日より

神との交わりについて 「眠られぬ夜のために」9月27日

神のあらゆる被造物との交わりにおける唯一の正しい原則は、なにものをも不必要に苦しめず、すべてのものに同情を寄せ、すべての人に平安と生きる喜びを与えること、しかも、だれもが自分の務めを果し、単に享楽のために生きるな、と要求することである。「…

お金について 「眠られぬ夜のために」9月26日

たくさんの金を儲けたという人の話を聞くと(今日ではとくに工業や商業の社会でよく起こることだが)、その金で彼はなにをするのだろうか、という疑問をすぐ抱かざるをえない。「眠られぬ夜のために」9月26日より 「そこで、わたしは言っておくが、不正にま…

渇きについて 「眠られぬ夜のために」9月25日

キリスト教は、すべての気高い性質をもっている人間の、真理と心のまったき平安とに対する渇望をいやすことができるという、この経験上の証明にまさる、、その真理の証明は他にない。「眠られぬ夜のために」9月25日より

強さについて 「眠られぬ夜のために」9月24日

この世で最後に競技場に残るのはつねに一番強いものだということは、まさしく本当である。だが、その強さというのは、過大視された人間の力のことではなく、依りたのむ弱い者たちを助ける神の世界秩序である。「眠られぬ夜のために」9月24日より 「『主は、…

敵対心について 「眠られぬ夜のために」9月23日

最初の青年期を終えたばかりの、自然のままの人間の心にはすべて、経験の結果として、人間一般に対する根深い怒りの核がひそんでいる。これは神の恵みを通じて残らず摘出されねばならない。「眠られぬ夜のために」9月23日より 「また群衆はイエスにさわろう…

前払いについて 「眠られぬ夜のために」9月22日

私はもう給金を前払いで貰っている「眠られぬ夜のために」9月22日より 私たちはすでに神より恩寵を受けている。 そう、神に立ち返ったときに、これからいただくのではなく、返していかなければならない。それでも神に立ち返らないということは、、大きな負債…

自分の支配について 「眠られぬ夜のために」9月21日

どのような悪に対しても、静かな抵抗が最もよく勝利をおさめるものである「眠られぬ夜のために」9月21日より

忘恩について 「眠られぬ夜のために」9月20日

忘恩者には忍耐をもってのぞみ、また感謝することを知っている人をそれだけ尊重するのが正しいであろう。「眠られぬ夜のために」9月20日より

不幸について 「眠られぬ夜のために」9月19日

不幸は、(逆説的に聞こえるかもしれないが)人生の幸福にぜひとも必要なものである。「眠られぬ夜のために」9月19日より 幸せは誰でも望むが、将来の幸せの代償として、今、不幸が現れるとしても望むだろうか。しかも不幸の真っ只中では、将来その不幸が、…

人生哲学について 「眠られぬ夜のために」9月 18日

「成功の秘訣は目的に対する不動の心である(ディスレリー)」「眠られぬ夜のために」9月18日より

キリスト教について 「眠られぬ夜のために」9月17日

Photo by K. Mitch Hodge on Unsplash キリスト教とはいったい何かということを、方々たずねまわる人があったとすればmその人は真のキリスト教を求めていないのだといっても、おそらく間違いではあるまい。「眠られぬ夜のために」9月17日より わたしは本当に…

歴史について 「眠られぬ夜のために」9月16日

最も確実な、常に目の前に生きている信仰は、歴史に基づく信仰である。「眠られぬ夜のために」9月16日より 信仰について、もし不安になったときに、振り返るべきは思想より、その歴史に明らかということ。イスラエルの民族は何千年とその命を繋いできている…

屈辱について 「眠られぬ夜のために」9月15日

もしあなたが屈辱のなかに、あとでそれだけ多くの恵みを授けようと願っていられる神の御手をみとめて、その屈辱をよろこんで受け入れることができるならば、あなたはすでに大きな進歩をとげたのである。「眠られぬ夜のために」9月15日より 聖書からの引用 「…