私にとって、バッハの大切な曲、曲、曲
人生に音楽は欠かせません。私にとって人生の確実に1/6くらい?は音楽に捧げてます。中途半端ですが。ピアノも一時期習ったこともありましたが、やはり聴くことが専門。ジャンルは1番はクラシック。中でもバッハの曲が好きです。
バッハの楽曲なら声楽、器楽ともに好きですが、一番好きなのはマタイ受難曲。長い曲です。なかなか普段聴き通すことはないですが、それでも折に触れてききたくなります。クイケン率いるラ・プティット・バンドの演奏や、ヘレヴェッへなど比較的最近の演奏から、リヒターの名盤まで、その時の気分に応じて聴いてます。iPhoneで聴けるからいい時代です。CDを入れ替えて聞いていたことが懐かしい。
鍵盤楽曲なら、イギリス組曲やフランス組曲、パルティータも好きですが、やはり外せないのはグールドのゴルドベルグ変奏曲。昔CDで持ってたのは後年の方。リヒターのハープシーコードの演奏も聞いていましたが、やはりグールドのピアノが自分のなかのスタンダードになってしまいました。
また、平均律クラヴィーア曲集も絶対外せない。録音も多く巨匠と呼ばれるピアニストjの録音も多いですね。最初の第一番のプレリュードだけでも、演奏の雰囲気はかなり違うので聞き比べも楽しい。最後のフーガまで一気に聞き入ってしまいます。
鍵盤でもパイプオルガンの曲は、さらに愛おしいです。複雑に絡み合った複数のメロディの波に、これまた複雑な音色の組み合わせ。フーガなんて、メロディ全て追えず頭の奥が痺れるようになってからが聴きどころ。到底立ち向かうことができないような壮大な絶壁を見上げ、途方に暮れます。
弦楽器は無伴奏ソナタが、ヴァイオリンとチェロに、それぞれあります。トルトゥリエのチェロ、クレーメルのヴァイオリンの演奏が私的スタンダード。無伴奏ヴァイオリンはオリジナル楽器での演奏も多く、かなり違った雰囲気で聴けるので、ピリオド楽器の演奏もいいですね。
声楽曲はなんといってもカンタータ群がすごいです。豊富な曲数と時代様式によって変わる様々な顔を見せてくれるのも魅力。まだ一回も生のカンタータの演奏を、聴きに行ったことないので、どこか教会で聞いてみたいものです。まだ、聞いたこともない曲もたくさんありますしね。
私には夢があります。
それはバッハの鍵盤楽器曲集のうち、イギリス、フランス組曲、パルティータ、平均律クラヴィーア曲集、ゴルドベルグ変奏曲を全て弾くこと。まだ一つも弾けてないですけど。あと50年くらいあればなんとかなるかな?