経験と信仰について 「眠られぬ夜のために」8月27日
神とその支配とはゆるぎない事実であり、また自分の内的生活におけるあらゆる真の進歩も同様に一つの出来事であって、獲得された知識や、まして単なる観念では決していないということが、自分の経験によって分かったときに初めて、人は本当の信仰に到達sるのである。
「眠られぬ夜のために」 8月27日より
事実であること。一種の考え方ではなく、そう思われる、ということでもなく。まぎれもない事実である、とすること、しかもそれが目に見えて、触れるものではない場合。
例えば、私は日本人だ、ということと同様かもしれない。私自身の体にはさわれ、見た目も明らかに日本人だとしても「日本人である」という確固たる事実はそれだけではない。
同じように神についてもゆるぎない事実だと捉えるのに、何が助けになるのだろう。
聖書からの引用
「見よ、神はこれらすべての事をふたたび、みたび人に行い、 その魂を墓から引き返し、彼に命の光を見させられる。」
ヨブ記 33:29-30 JA1955