洋書屋トトの読書生活

トトは古代エジプトの知識の神。この世のあらゆる知識を込めた42冊の本を書いたとされています。

Omnifocus3とNozbeと。

何ヶ月かに一度、思い出したかのように、タスク管理のアプリケーションを変える。なんとかジプシー、というヤツだ。

今回はNozbeを3か月使用したうえで、しかも年間サブスクリプションも購入して、そろそろ手に馴染みはじめたかな、というタイミングでOmnifocus3に変えたくなってしまった。

特にNozbeに不満がある訳ではなく、だからこそジプシーなのかもしれないが、なんとなく変えたくなる、新しいものに触れたくなる。そしてそれが定期的にやってくる。

Omnifocusも2の時に購入したことがある。しかし、そのあまりにも複雑な仕組み、他のtodoアプリなら簡単にできそうなものができない(どうしたらいいか、分からない)というもどかしさに、断念をして返金処理をしてもらった苦い経験がある。

そう。ご想像の通り、todoistやtoodledo、remember the milk、wunderlistと渡り歩いた。Microsoft To-do にも手を出したこともある。
しかし、その中でも気に入ってたのはNozbeだ。

Nozbeはとてもエレガントだった。プライオリティリストという、勝手にその日のタスクどもを「はい、どうぞ」と出してくる。それがとても気に入っていた。

サブプロジェクトという概念がないため、プロジェクトはいつも長蛇の列となっていたが、その長いプロジェクトを、一つ一つ、一日の終わりにレビューするのも嫌じゃなかった。

タスクの中に、チェックリストが持てるのも気に入っていた。変にタスクリストが長くならない。「始業時のルーティン」というタスクとして、メールの確認、カレンダーの確認など毎朝必ずすることをタスク内のチェックリストに入れていく。そして、毎朝の繰り返しに設定しておく。ひとつひとつチェックをつけて、最終的にタスクを終了させる。そして次の朝にはまた新たな「朝のルーティン」が現れる。

複数の作業をこなしていくが、プロジェクトではない、タスクだ。

終業時にも同じような「終業時ルーティン」がある。もしこれらが全てタスクとして、今日のタスクリストに含まれていたら、大事なタスクが埋もれてしまう。第一、長いタスクリストなんてそれだけでイヤになる。なので、これらのチェックリストが一つのタスクとしてまとまってあると、とてもスッキリする。

そんな素敵なNozbeだか、なぜか「おれはコイツと生きていく!」という相手ではないのだ。実は過去にも一度、コイツと別れて、またヨリを戻していた。その度に一からタスクリストをコツコツと移したし、少しでも良いところを見つけようとお前に関するブログを読んだりした。でもゴメン、本っ当に居心地はいいんだけど、なんかお前じゃないんだっ!

…久しぶり omnifocus。3になってたんだね。

次回はomnifocus3とのお試しアバンチュールです。